第2回 GMコマンドを使ってみよう
無事、EQEMUサーバの構築が終わり、いよいよ冒険の旅に出かけたい所ですが、ちょっと待ってください。
既に経験された方はご存知のように、Everquestというゲームはプレイヤーに全く優しくありません。というかマゾ推奨ゲームです。そこらじゅうでNPCにボコボコにされます。
おまけにほかに頼れるプレイヤーがいない状態ですからさらに厳しい状況にあります。
そんなわけで、GMコマンドを使えるようにしてしまいます。
EQEMUのGM管理は、Everquestにログインするユーザ単位で設定できます。
本サイトに手順通り、サーバを構築してゲームを開始している場合、”eqemu”というユーザでEverquestにログインしていると思いますので、この”eqemu”ユーザに登録されているキャラクタをすべてGM属性に変更します。
まずは、Everquestを終了し、EQEMUサーバも停止させます。
EQEMUサーバの停止は、「C:\EQEmuServer\t_stop_server.bat」を実行することで一括で行えます。
次に、EQEMUサーバのコマンドプロンプトを起動します。
(Windows10の場合、[スタート]-[Windowsシステムツール]内にあります)
コマンドプロンプトが起動したら、以下のコマンドを入力し、[Enter]キーを押します。
C:\EQEmuServer\world flag eqemu 250
上記の意味は、”eqemu”アカウントのステータスを250(GM権限)に変更するという意味です。画面のように表示されれば成功ですのでコマンドプロンプトを閉じて、EQEMUサーバを起動させます。
GM権限を持つキャラクターはGMコマンドという特殊なコマンドを使用することができるようになります。例えば以下のようなコマンドです。
GMコマンド | 内容 |
#summonitem [itemid] | 指定したアイテムをあなたのカーソルに召喚します。 |
#setallskill [value] | スキルを0から400の任意の値に設定します。 |
#cast [spellid] | 指定した呪文を唱える。 |
#setxp [value] | あなたがターゲットしているプレイヤーに経験値を設定する。 |
#zone [zoneid] | 指定した場所に移動する。 |
GMコマンドの詳細は、以下を参考にしてください。
http://wiki.eqemulator.org/p?Command_Reference
ZONEIDは、以下を参考にしてください。
http://wiki.eqemulator.org/p?Zones&frm=Main
たとえば、#ZONE 202でpoknowledgeにゾーンインすることができます。
ただし、バグ?なのか分かりませんがたまに#ZONEコマンドでPOKに入るとシステムがクラッシュしてしまう現象に遭遇しました。
こんな場合、とりあえず慌てずに#ZONE 100とかで「The Stonebrunt Mountains」に移動してガンサク経由でPOKブックで入ると症状が改善されたりと、よくわかっていません。
ITEMIDの調べ方については、今後の記事で説明予定です。
なお、GMコマンドに関してはゲーム上、「#HELP」でもコマンド一覧を確認できます。
さてそれでは早速、PALのEPIC2 .0「Nightbane, Sword of the Valiant」を召喚してみましょう。ポチッとな。
#summonitem 48147
うぉ、出た。こんなにあっさりEPIC2.0が手に入るとは、GMコマンドおそるべし。
調子に乗って、いろんなPAL向けの装備を召喚してみました。
続けて、100%軽減バッグ「Fabled Bag of Sewn Evil-Eye 」を召喚してみましょう。
#summonitem 68285
ん?2個続けて召喚したら1つは手に入らなかった模様。
どうやら、Lore属性のために1個しか入手できなかったようです。
おまけに調子に乗って召喚したEPICや装備も要求レベルに達していないために装備できないみたい。ダメじゃん。
ということで、次回は装備品のLORE属性や必須レベル、推奨レベルを解除する方法について書きたいと思います。
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